振り返り4
- Immortal Head
- 2019年6月8日
- 読了時間: 5分
ずいぶん放置していた振り返りの続きを書いていきたいと思います。
6作目『母子相姦リゾートへようこそ!2』
初の眼鏡キャラです。
眼鏡のモデリングは初めてだったのですが、中々上手く出来ました。
作業前はアングルによって眼鏡が目に被ってしまうので気をつけなければと思っていたのですが、実際は目に被っても違和感はなかったですね。
ここは2D漫画と実写に近い3D漫画の違いだと思います。
しおりのモデリングについて。
顔の造形は個人的に一番のお気に入りです。
体型はふみ恵以来のむちむちです。
もう少し脚を短くすれば、もっとむっちり感を出せたかもしれないですね。
髪の後の一つ結びの部分は何枚かの板ポリゴンをまとめたものなんですが、物理演算をかけるとぐちゃぐちゃになる事がよくありました。
一つに繋がったメッシュにした方が見栄えもコントロールも楽に出来たと思います。反省点ですね。
なおのモデリングですが、形はまぁ良かったのですが肌の色が当初は黄色すぎでした。
前作のえいたと差別化をはかる為だったのですが、やりすぎて死体みたいな色になってしまいました。
おかしいと気づいたのはレンダリングした画像を何枚かコマにはめ込んだ後でした。
明らかにおかしいのになぜすぐに気づかなかったのか…。
結局なおの部分をフォトショップで切り抜いて色調補正で直す羽目になりました。
こういう後からおかしな事に気づくって自分よくあるんですが、今まで知り合った作家さん達もよくありましたね。
これって何が原因何でしょうね?
何十年も漫画家をやってる人でもあるわけですから、何か脳のバグみたいなものなんでしょうかね。
今作の新しい試みとしては視点を女性側にし、性格を内気にしました。
これまでは積極的で開けっぴろげなヒロイン達を少年達視点で描いていたので、その逆ですね。
今までとは違う感じの作品を目指したのですが、出来上がったらいつもとそんなに変わらないノリの作品になりました。
ただ作っている時はいつもと違う感触があり、マンネリ感なく新鮮な気持ちで作業を進められたのでそれは良かったです。
作品の売り上げは前作からガクっと落ちました。
前作を買った人が期待外れの内容だったので今作を買わなかったのか、単純に今作には食指がそそられなかっただけなのかは分かりませんが、とにかくいまいちな結果に終わりました。
ぽっちゃり眼鏡熟女の乱交母子相姦…自分の好きな物をふんだんにぶち込んだんですがねぇ…。
自分は今でもよく出来た作品だと思ってます。
7作目『母子相姦リゾートへようこそ!3』
タイトルで母子相姦と謳っておきながら母子相姦じゃない作品です。
前作がいまいち受けなかったので何か大幅に変えねばという思いと、筋肉ムキムキのモデリングをしたいという欲求からこういう作品になりました。
後、読者が本当に母子相姦を求めているのかどうかの確認をしたかったというのもあります。
結果は大不評で失敗に終わりました。
前作は作品単体ではいまいちでしたが、関連して過去作を買ってくれる人が結構いたので助かったのですが、今作は過去作もあまり動かず厳しかったです。
失敗の原因はやはり母子相姦物じゃない事でしょうね。
筋肉ムキムキキャラというのも良くなかったと思います。
青年を出すにしてももっとスマートな容姿のキャラならば結果は若干違っていたような気もします。
はるみのデザインもあまり良くなかったかもしれないです。
今まで作ったモデルの中でもトップクラスに整った造形なのですが、その代わりに特徴が無くなってしまった気がします。
均整の取れたものが必ずしも正しいとは限らないんですよね。
歪みというのは時に個性になったり良い味が出たりすることがあります。
三つ編みおさげ以外の特徴を作れなかったのは反省点です。
その三つ編みにしてもいまいちな出来でしたね。
髪のふさふさ感が出せませんでした。
時間的余裕が無く詰めれなかったのが原因です。
ごろうについてですが、キャラの存在自体は失敗でしたがモデリングについては上手く出来たと思います。
2次絵を描いていた頃から筋肉を描くのは大好きだったので、非常に楽しく作業が出来ました。
顔はシュワルツネッガーの若い頃を元にアジア人風にアレンジしました。
上半身の筋肉はサクサク作れたのですが、脚の筋肉は今までそれほど描いてこなかったので苦労しました。
美術用の人体解剖の本とにらめっこしながら作業しました。
髪の毛はいつもポリゴンで作っているのですが、今回新たな試みとしてヘアーパーティクルという機能を使ってごろうの髪と眉を作りました。
ヘアーパーティクルは髪の質感を作るのに適してはいるのですが、設定する場所が多くて操作も難しく、さらにPCのマシンパワーをかなり使う為何度もBlenderが落ちてしまい、とにかく苦労しました。
そして苦労した割にはそこまで良い出来でもなかったですね。
ただこの経験はのちの作品で活かされたのでやはり挑戦して良かったです。
大浴場のモデリングはかなり満足のいく出来でした。
色とか配置のバランスが凄く上手くいきました。
まぁエロ漫画の性質上キャラクターでほとんど隠れてしまうのであまり意味はないんですけどね…。
色々と失敗してしまった作品ですが、作品自体のクオリティは決して低いものではないと思ってます。
エロの密度は全作品の中でも高い方ですし、あのページ数であれだけの数のキャラクターを捌いたのは我ながら良くやったと思います。
ただ母子相姦では無かった・・・これに尽きます。
とりあえず今回はこの辺で。
次回で振り返りは終わりです。
それでは。